思い返せば、1999年の東京モーターショウで展示されていたニュービートルに衝撃を受け即刻予約。当時乗っていたスバルインプレッサSTIとスズキカプチーノを売却。納車待ちの末、2000年3月に待望の1台目ニュービートルを手に入れた事で始まった私のVWカーライフ。その時私はまだ24歳だった...。ビートルをきっかけに沢山の仲間と出会い、色々な経験(それはまた追々)をした。妻と知り合ったのもこの頃。(妻は私がVW車のステアリングを握っている姿しか知らないわけだ。)私の不注意で1台目をぶつけてしまい、2台目にスイッチしたのが2002年2月。12月には結婚をし、翌2003年4月には地元北海道へ転勤。そして2003年6月に発売されたカブリオレにひとめ惚れし3台目のビートル(1台目のカブリオレ)に乗り始める。ライフワークとなる富良野・美瑛へ通い始めたのもカブリオレに乗ったことが大きい。2004年の3月には当ブログをスタート。故に私のIDはnewbeetle-cabなのである。しかし、雪国(青空駐車)で幌車を維持する事の難しさと購入店(DUO店)のやる気のなさに嫌気がさし、ニュービートルの乗換えを決意したのは2004年の暮れ。色々なメーカー・車種を検討するも、結局はオープンしたばかりのVW新札幌さんの暖かいサービスに心打たれ、以前から興味を持っていたルポGTIを購入。久しぶりのMTを堪能する。このあたりから当ブログの読者ならば良く存じているであろう。そして2006年3月、北海道グランドツーリング仕様として最終型のパサートワゴン2.0を相棒に迎え、かねてから計画していた「北海道道の駅"全駅"制覇」をはじめとするロングドライブ主体のカーライフを構築したのも束の間。7月から不本意ながら転勤のため再び関東の地を踏むことに。このあたりから今回買い替えと至るプレリュードが奏でられていたのかもしれない。 きっかけはVW EOSの発表会の日。何気なしに立ち寄ったVW東京さんで思いもよらずEOSの試乗車があると言うことで久しぶりのオープンドライブ。季節的に良かったというのも有ろうが、非常に心地よく...またオープンカーに乗りたい(カプチーノ・ニュービートルと過去2台を所有)という気持ちに。なにせ、EOSはコンセプトCと言う名前で登場したときから「これが市販化された暁には必ず買うぞ」と勝手に決め込んでいただけに期待は大きかったのだが、価格が私の予算に全く合わない。また今後、より低価格なエントリーグレードの追加が無いとも言い切れない導入ホヤホヤの状態でEOSに飛びつくのは次期尚早(ルーフも複雑怪奇な機構だし...)と判断。とりあえず、EOSは候補から脱落した。ここで諦めておけば....と思わなくも無いが、やはり雪の無い(少ない)土地に来たからにはオープンカーに乗ろうという決意を新たに(笑)悩んだ末辿り着いた候補は2つ。パサートは続投でセカンドカーにダイハツ・コペンを迎えるという案とパサートワゴンをマイナーチェンジした06モデル(イヤーモデルの切り替え時期なので多少安く買える)のニュービートル・カブリオレに入れ替える案。コペンは最終仕様とも言われている「アルティメット・エディション」をターゲットに絞った。ボディ色はパールホワイト。コペンも私には発売当初から思い入れの強いクルマ。実は2003年の3月に私は一度コペンを注文したことがある。ジョーヌイエローのアクティブトップを2台目のニュービートルのセカンドカーとして。しかし、当時コペンは納車に3~4ヶ月待ちの状態。翌4月には突然の転勤で地元北海道へ帰る事となりコペンはキャンセルしたのだ。しかし、改めて転勤とは罪なものだ。私の思い描いているライフプランをことごとく踏みにじってくれる。来世では絶対にサラリーマンにはなりたくない。...話がそれたが、コペンにはそんな胸のつかえもあり、この機会にその想いを成就しようと考えたりもした。しかし、前述したコスト的な障壁の他にコペンそのものの実用性の低さがどうしても気になった。具体的に言えばオープンにしたままでは2名乗車時に撮影用の三脚はおろか、カメラとレンズを入れたカメラバッグすら積載するのが難しい。ルーフを閉じてしまえばそこそこのラゲッジスペースが出来るものの、荷物のためにルーフを閉じるというのも本末転倒と言うことで熟考の末、今回コペンは断念した。 ニュービートル・カブリオレに決まったといっても、それだけで終わりと言うわけではない。グレードは?ボディカラーは?と悩みは尽きない。私が乗ってきた過去3台のビートルは全てイエロー系だった。「幸せの黄色ビートル」のイメージもあったし、当時はイエローのクルマって少なかった。最近増えたけど。イエロー→ダブルイエロー→メローイエローと色味は違えどイエロー系を乗り継いだのだが、今回はベージュ内装をまず優先することにした。イエロー系のボディ色を選んでいる限り、ニュービートルにはベージュ内装が設定されていない。私はずっとベージュ内装に密かな憧れを抱いていた。ルポGTIもパサートワゴン(V6-4Motionには有ったが、2.0はグレー内装のみ)にもベージュ内装を選択する余地がなかったので、ようやく辿り着いたベージュ内装と言うわけだ。汚れも目立つ色なだけに手入れも必要だろうが、そこはこまめにやるしかない。ベージュ内装が選択出来るグレード/ボディ色はファブリック内装のベースグレード(313.9万円)のハーベストムーンベージュ(*)と、+35.7万円でレザーシートやアルミホイル、バックセンサー、クルーズコントロールなどが装備されるNew Beetle Cabriolet LZ(349.6万円)のシャドーブルーメタリック・ハーベストムーンベージュ・ディープブラックパールエフェクト(*)・サルサレッド(*)の合計5パターンある。しかし、(*)の組み合わせは受注生産仕様と言うことで納期がかかる。ファブリックシート派の私として当然第一希望はベースグレードのハーベストムーンベージュなのだが、06モデルの在庫が日本には無く、残念ながら商談の対象から外れた。残るはレザーシートの"LZ"の4色に絞られたのだが、シャドーブルー・ディープブラックとサルサレッドは私の好みではなく、自動的にハーベストムーンベージュに決定。幸いにして、在庫も豊橋(VGJ)に数台残っているとのことで、めでたく(?)商談はまとまった。毎度の事ながら、付属品はシンプルにフロアマットのみ。今回はカロイズム調?のマットを選択してみた。そして、本当に久しぶりとなるカーナビを更改することにした。思い返せば、2000年に1台目のニュービートル納車にあわせ買ってきた(その当時でも既に型落ちしていた安売り機種)アゼストのCD-ROMナビ(9500F)である。6年8ヶ月に渡り都合5台のワーゲン車に移設を繰り返しながら使ってきた愛機だけに思い入れも強いのだが、さすがにご老体。最近はジャイロセンサーの老化なのか現在地の補足が下手になってきた。ここが潮時、隠居願った。(私クルマ本体とデジカメ以外は結構モノ持ちイイんですよ。)今回導入したナビはカロッツェリアの「楽ナビ」でAVIC-DR01というDVDタイプの一番シンプルな機種。最近はAV性能を売りにする高機能ナビが多いが、私的にはシンプルな機種で充分。ただ、リモコンで操作するのはイライラするのでタッチパネルモニターであって欲しかった。まぁビートルは今時珍しくオンダッシュマウントする(コストをかければインダッシュも出来るようだが...)クルマですから2DINタイプのナビはそもそも候補にならないわけです。使い勝手は今後改めてレポートしたい。 長くなりすぎたので、続編(笑)は明日以降と言うことで....。下の写真は過去に乗った3台のニュービートル達です。まさか4台も乗ることになるとは....。
by newbeetle-cab
| 2006-12-11 21:38
| NewBeetle
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