[試乗インプレッション]日産・ノート
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日産ノートをレンタカーでテストした。残念ながら、昨年末にマイナーチェンジを受けたモデルではなく、平成17年登録の初期モデル。既に51,000kmを走破している"お古"だが、ノートのようなエントリーモデルは経年変化も気になるポイント。グレードは15S Vパッケージ。現在はカタログ落ちし、15Mが事実上の後継モデルとなっている。15S Vパッケージは(1.5L/FF/エクストロニックCVT)132.3万円だった。全長3990mm×全幅1690mm×全高1535mmでホイルベースは2600mm。車両重量は1070kg。エンジンは中低速トルクを重視したHR15DE型で最高出力 109ps/6000rpm 最大トルク 15.1kg-m/4400rpmでパワーウェイトレシオは10kg/ps。10・15モード値は18.2km/L(現行モデルは19.4km/L +6.6%)。先日発売されたマツダ・デミオのミラーサイクルエンジンを搭載する13C-Vが131万円である事を考えると1.5Lを搭載するノートはかなりリーズナブル。ノートの方が排気量に余裕があるためアクセルを踏み込む回数/時間が抑えられる事を考慮するとノートは実効燃費が期待出来るのではないかと思ったことが今回ノートを選んだ理由だ。日産はCVTの経験も豊富なだけにデミオやスイフトと比べての仕上がり具合も気になるところだ。最近の日産車に共通のインテリジェントキーは所持しているだけでドアも開くし、エンジンも始動出来る(今更珍しくは無いが)のだが僕はまだ慣れないなぁ。やはりキーを捻ってエンジン始動=儀式みたいなイメージがあるんで。ノートの低価格な車両本体に一番割りを喰ったのがシートだろう。最新型ではシートが改良品に換装されているのでそちらを期待したいが、テスト車はベストなポジションがなかなか決まらず苦戦した。ステアリングもチルトのみ。メーカーOPでも良いからテレスコも欲しい。トヨタ車の様に座面の前後長が不足しているシートよりはましだが、シート幅とサイドサポートがもう少し欲しい。正直インテリアは安っぽい。まぁ価格相応だと思えば問題は無い。下手に見えるところだけにコストをかけて肝心の中身はスッカスカなんて言うクルマよりはマシ。ただ、メーターパネルを初め、コストとは別にデザインもいい加減な部分が散見される。カネをかけられない以上はアイディアを絞るのがエンジニアの仕事だ。OEM関係もあることだし、スズキに何人か修行に行かせるべき。初期型のティーダでかなり違和感を感じた電動パワステもノートは随分と改良されているようだ。中立付近の不感症と急ステアを切った時のアシストが遅れて立ち上がる様な傾向若干残るものの、取り立てて指摘するほどでもない。最新版のティーダもいずれ確認してみたい。走り出してすぐにエクストロニックCVTの出来のよさを痛感した。やはり、デミオもスイフトもトルク不足と燃費のために相当CVTに依存するセッティングのようだ。ノートのCVTは言われなければよく出来たATと勘違いする人がいても不思議ではない。私も一瞬e-4WDの4ATモデルかと思ったのだから。発進時のピョンと飛び出すような違和感やギクシャク感も皆無。エンジンの回転数と速度の上昇感に違和感も無く滑らかに走る。よく観察すると、ハーフスロットルでは40km/hを超えると2000rpm付近でエンジンの回転が一定になり、速度だけが伸びていくようだがタコメーターが無ければわからない。私が過去に経験したCVTモデルでは一番の出来栄えだ。一点だけ難を言うとすれば、エンジンブレーキを使いたいときはLレンジが用意されているが、効き始めるまでの待ち時間が長く、弱い。マニュアルシフト機能があれば嬉しいが、大半の人はフットブレーキだけで走ってるんでしょうね。タイヤサイズは175/65R14と欲張らないこともあって乗り心地は上々。ボディサイズの割りにホイルベースが長いことが効いているのだろう。さすがに5万キロ以上走行している固体だったのでショックのヘタリによる細かい上下動を感じたが、欧州でも販売する車なだけに価格を考えれば大健闘の走りといえるだろう。スタビリティ重視というわけではなく、ひたすらナチュラル。切った分だけ曲がり、踏んだ分だけ止まる。余裕は無いが、不足も無い。スイフト/デミオに比べると明らかにワンランク上の走り(その分ボディもサイズアップするが)を楽しめるのは間違いない。やはり、日産車は走らせてナンボですね。案外日産の走りが健在で嬉しくなりました。今回のテストで約270kmを走破して燃費は15.6km(レギュラー)。カタログ燃費の達成率は想像通り85.7%とかなり高かった。国産車でカタログ燃費の8割以上の数値を出すのは結構難しい。ノートのコンパクトなボディに余裕があって燃費に優れる1.5L+CVTを搭載する作戦は成功しているようだ。非力を感じることなく、これだけの燃費が出るのであればこれはお買い得。ノートはフロントシートに内臓のサイドエアバックが無く、カーテンエアバッグ(メーカーOP)がそれを兼ねる。そういう意味では車両本体が安く済んだ分でシートをレカロ等に換えてみるのも良いかもしれない。ノートは平成17年度の自動車アセスメント(衝突安全性総合評価)で運転席・助手席共に最高点の★6個を獲得していることも見逃せない。今度は最新型に乗ってみたい。
◎MY HOTCAR 20◎を更新した。ノートとE320CDIを追加し、シトロエンC6とハイエースを落とした。悩むのはスイフトvsノートの判定だが、CVT対決で言えばノートの一本勝ち。しかし、ボディ剛性や足の出来栄え、全体的な品質感ではやはりスイフト。以前の4ATモデルなら確実にスイフトの勝ちと言い切れたが...。(4ATの燃費では間違いなくノートに負けるが)うーんうーん。スズキには今後のCVT熟成に期待してチャンピオン防衛成功と。ノート予想以上に良かった。デミオよりは上です。
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by newbeetle-cab | 2007-08-05 17:18 | 日本車(ニッサン)
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