無事にセカンドカーとなるスズキ・ツイン君が我が家にやって来ました。いやぁ非常にコンパクトなクルマですね。実車版チョロQですよ。10円玉載せたらウィリー走行しそうな雰囲気です。まぁ実際にはかなりフロントヘビーなクルマ何で(車検証記載値で前400kg/後200kg)無理だと思いますが....。僅か600kgのボディに街乗りがメインとなるツイン用にチューニングされたK6Aエンジンは直列3気筒のDOHC12バルブ。圧縮比は10.5でEPI(電子制御燃料噴射)最高出力44PS/5,500rpm 5.8㎏・m/3,500rpmを発揮。低速トルク重視のセッティングだという。ちなみに、ガソリンタンクの容量はなんと21L!!! 10・15モード燃料消費率は22.0km/Lと記載されてはいるが、この状態(22km/Lで21Lをカラになるまで走って)で462kmの航続距離。実際に街中をウロウロしていたら200kmも走れば給油かな。ミッションも3ATですから、燃費がどうなるか今後に注目です。さて、どうしてツインになったのかを....。当初は前回投稿したようにプリメーラとかプレセアとか日産の格安セダンを考えていたのですが、いくら練習用とはいえクソ真面目なクルマに乗っても面白くないと言うことで、妻の好みも考慮してコンパクトカーを中心にリストアップをやり直し。日産マーチやスバルR2/R1を中心にお得な物件を物色していたのですが、ふとスズキのツインを思い出す。2003年の1月に発売されたツインは99年・2000年・2002年の東京モーターショウに3回連続で
Pu3コミューターという名前で出展されていた時から欲しいと目を付けていたクルマ。発売されたときも初日にスズキの販売店へ意気揚々と出掛けたのを思い出す。ただ、その時もう一台ダイハツ・コペンも猛烈に気になっていた...。ツインvsコペン...結局悩んだ末、ツインのチープな内装が若干気になったことと、コペンの電動アクティブトップの魅力には勝てず、コペンをオーダーした。(実際にはその直後に北海道へ転勤になりキャンセルすることとなったのは何度が書いた気がする)そういう意味では4年振りにツインに再会という訳か...。話を戻し、マーチ・R2/R1・ツイン。結局どれも"まるいクルマ"なんですよね。ニュービートルもまんまるだし。結局は"まるいクルマ"が好きなんです。ハイ。もう一つ、ボディ色は黄色と限定して探すことに。マーチにもR2/R1・ツインにも黄色が設定されている。台数はかなり少ないかもしれないが。中古車を探しているといつも思うことだが、シルバー(もしくは白)のクルマが本当に多い。検索してこれは安いなぁと思うとたいていシルバー。案外希少色って売値は高い。下取りの時は不人気色何でって買い叩かれてる気もするが。マーチは売れているクルマだけに黄色の物件もチラホラ。R2/R1は販売台数の割に黄色が売れていたのか、これもチラホラ見つかった。しかし、ツインは本当に少ない。黄色とかそういう問題ではなく、クルマ自体が少ない。カーセンサーやgooで検索した中古物件が全国で100台あるかないか。自宅から見に行ける距離で...となるとせいぜい5台前後。しかし、黄色は無し。元々月販目標200台のレア車だったし、わずか2年半後の2005年8月には生産中止されてしまったクルマ。そう易々と見つかる訳はないのですがね。結局、スバルのR2あたりで決まりかな..と思っていたときにこのツインと出会う事となる。先日、代休で平日に一人ドライブをしていると近所にあるスズキの販売店に黄色のツインが置いてあった(笑)。しかもプライスボードを掲げて。聞いてみると、自店の下取りで入ったばかりでまだ雑誌やネット上にも掲載されていないとか。価格も手頃で、車検も来年夏までたっぷり。おまけにメーカー純正中古車ですから保証(全国統一OK保証・1年もしくは2万km)もバッチリ。ゲタ代わりに街中を走っていたクルマのようで、全く無傷とは言えない。走行距離は36,500kmと街乗り用途の性格を考えれば走っている方かな。幸いな事にタバコ臭いわけでもなく、諸費用も含めとてもお買い得なクルマだったので一晩考えて契約。私の車歴では14台目のクルマとなる。軽自動車はスズキ・カプチーノに乗ったことがあるので2台目。カプチーノは初期型でエンジンは鋳鉄製のF6A。ツインはもちろん、オールアルミのK6Aですね。タイヤもほぼ新品の状態だし、納車前の整備点検でオイル・フィルターの交換はもちろんとして、ファンベルト・エアコンベルト・スパークプラグ・エアクリーナー・ワイパー(2本)・ATオイル・エアコンフィルター・バッテリーこれらすべて新品に交換してくれたのが有り難い。相場よりも安く買ったのに...。どういう訳か、現在ツインの中古相場はかなり高い。新車価格が概ね70~90万円のクルマだったのに、今でも60~80万円が相場。下手をすると新車価格より高いクルマなんて言うのもあったりする。無くなると欲しくなるのが日本人なんですかね(私も含め..)。次回は走行インプレッションを投稿します。あっ、誤解無きように言っておきますが、これは妻の練習車ですからね。私の玩具ではないですよ。多分....。
*注目は写真3枚目。クルマ1台しか通れない農道で撮影したのですが、切り返しは1度だけ!簡単にクルマを横向きに出来ました。普通のクルマだとこんな写真は撮れませんよ。なにせ、トリミングしてませんからね。